超簡単で激ウマ!ほぼ放置で完成する 最強ローストビーフの作り方

クリスマスや記念日、パーティに出てくると歓声が上がる料理の筆頭、ローストビーフです。
手の込んだ料理だと思われがちですが、オーブンいらずで、ほとんど放置しているだけで完成してしまうローストビーフのレシピを紹介します。
これを覚えておくと、ホームパーティに呼ばれたときの手土産や来客時のおもてなしにとっても便利です!
最強のローストビーフレシピ
調理時間・必要な調理道具
調理時間 | 90分 |
調理道具 | フライパン(26cm以上) |
電気炊飯器 | |
ジップロック袋(大) | |
トング |
フライパンは鉄製が向いています。
もも肉の表面に焼き目をつけるために使うので、表面加工のフライパンだと熱によって加工が傷んでしまうかもしれません。
今回の秘密兵器は電気炊飯器です。
ローストビーフは、肉の中心部までゆっくりと熱を加えるのが重要になります。
熱が加わらなければ生肉のままになってしまいますし、熱が早く通り過ぎると焼き過ぎの肉塊になってしまいます。
理論としては、タンパク質の変性がはじまる40℃から肉が硬くなる60℃の間の温度帯をじっくり通過させていけば、やわらかくしっとりとしたローストビーフができあがります。
そこで、60℃のお湯にジップロック袋に入れた肉を沈めて炊飯器で保温します。
炊飯器の保温温度がだいたい60℃くらいなので都合がいいわけです。
最強ローストビーフの材料(3-4人分)
材料 | 分量 |
---|---|
牛もも肉ブロック | 500-600g |
塩 | 小さじ1 |
コショウ | 適量 |
ローリエ | 1枚 |
油 | 大さじ1 |
ソース | |
赤ワイン | 100cc |
醤油 | 大さじ3 |
はちみつ | 大さじ2 |
酢 | 大さじ1 |
牛もも肉はなるべく繊維が平行に走っているものを選んでください。
途中で繊維が斜めになっているような肉だと、食べるときに噛み切れなくなったりします。
ソースはフライパンに残った肉汁を利用して、手軽に作れるグレイビー風ソースです。
本当のグレイビーソースはけっこう手間がかかるので、そこも簡単に済ませますが、味は保証付きです。
最強ローストビーフの調理開始
- お湯を1.5リットルほど70℃くらいに沸かしておく
- 牛もも肉に塩・コショウをすりこむ
- フライパンに油をひき、煙があがってくるまで中火で熱する
- 牛もも肉の広い面から焼く。広い面を1分(両面)、他の4面を30秒ずつ焼く
- 焼いたもも肉をジップロック袋にローリエとともに入れる
- ジップロック袋を炊飯器の釜に入れ、釜にお湯を注ぐ
- 肉を沈めながら、袋にお湯が入らないように気をつけて袋の空気を抜く(なるべく真空になるように!)
- 釜を炊飯器にセットし保温にしてフタを閉める
- 50分間放置
- 取り出して室温で30分ほど冷ます
- 完成!
炊飯器で加熱中にソースを作る
- 肉を焼いたフライパンに赤ワインを入れて煮立たせる
- 醤油・はちみつ・酢の順に入れる
- 弱火でとろみが出るまで煮る
- 完成
男子ポイント
表面をしっかりと焼く!
食中毒を防ぐ意味でも表面はしっかりと焼いてください。
見た目にもおいしそうな焼き目がついていると食欲をそそります
ジップロック袋をなるべく真空になるように!
これが最大のポイントです。
袋の中に空気が残っているとお湯の熱がうまく肉に伝わっていきません。
お湯に沈めながら袋の中の空気を抜くワザに挑戦してください!
しっかりと冷ます!
ローストビーフをできあがってすぐ熱いときに切ると、肉汁が流れ出てしまいます。
粗熱が取れるまでしっかりと休ませてあげると肉汁が落ち着いて美味しくなるので、冷めるまでじっとガマンです。
最強ローストビーフのまとめ
肉の表面を焼いて炊飯器に入れて保温しておくだけで完成、という超簡単なレシピなのですが、本当に美味しく出来上がります。
それは簡単に見えてじつは熱の通し方が理にかなっているからなんですね。
いわゆる「低温調理法」というやり方です。
やわらかくジューシーなローストビーフは、食べさせてあげた人がびっくりして「どうやって作ったの?教えて!?」と言い出すと思いますよ。
ぜひ教えてあげてください。
COMMENTS & TRACKBACKS
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しっとりおいしくできました!
ありがとうございました。